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【 メルレポート、~ レポート十七、ギャグの始まり 】

「とりあえず剣は鍛える。鍛えるがその代わりワシのギャグを聞いてくれ」

唐突に変なおじさんに変な事を言われた。

ギャグだと?
そんな馬鹿げたものを聞いてるヒマはないんだがな。
大体、お前、変なおじさんの恰好だけでも充分にギャグじゃないのか?

もちろん寒すぎて、手がかじかんでいるがな。

と言っても……。
ここで断って、変なおじさんにへそを曲げられても困る。
とにかく死斑剣をとっとと鍛えて、お手軽に強くなるのが今の俺様の目標だ。

さて、どうするか。

ここは大人しく変なおじさんのギャグにでも付き合った方がいいのだろうか。

しかしな。
ギャグと言っても変なおじさんが言うギャグだろ。
それは寒いギャグに違いないぞ。

極寒なギャグだろう。

うん?
もしかして、まさか、さっきまでの灼熱地獄から突然、寒くなったのは……。
考えたくはないが、変なおじさんのギャグのせいか!?

会った時、寒いギャグをやっていたからな。

そのせいでなのか……。
マジかよ。

雪まで降ってやがるからな。

変なおじさんのギャグは周りの季候まで変えてしまうのか。
ば、馬鹿な。下手をすると命にまで関わるぞ。
俺様の本能が叫ぶ。

変なおじさんのギャグは死んでも聞いてはいけないと。

「剣を鍛えるのには少々、時間がかかる。その間、ワシのギャグを聞いてくれ」

そうだッ!
ここは耳栓でもして、聞いてるフリでもするか。
俺様が寒いと認識しなければ周りの季候もこれ以上、変わらないだろう。

でも……ちょっと待てよ。

変なおじさんが、ギャグとか言って変なポーズをとったらどうする。

さすがに目をつむっていたら変なおじさんも気づくだろう。
俺様が変なおじさんのギャグを聞いていないと。
それはもっとも最悪のパターンだ。

聞くと言って聞いていないと悟られるのは、変なおじさんにとって最悪だろう。

もっともへそを曲げられる可能性があるパターンだ。

それだけは避けなくてはならない。
が、聞くのもまた命に関わり、俺様にとってかなりの負担だ。
くそっ。

剣を鍛えて、てっとり早く強くなる予定が、こんな状況になってしまった。

大体、変なおじさんは魔人の一人にすぎないんだぞ。
魔王である俺様が、何でこんな下らない事で頭を悩ませなくちゃならないんだ。
ここは魔王らしく一言。

「変なおじさん。お前に拒否権はない。黙って死斑剣を鍛えろ」

とか言えたら最高なんだけどな。
変なおじさんはメルの親戚のおじさんだからな。
後が怖い。

メルの顔が浮かんで、千回どころか一万回近く、殺され続けると予想できる。

それは命の危機どころか、お前はもう死んでいる状態だな。

ちくしょう。
変なおじさんよ。何でお前はメルの親戚なんだッ!
どこをどう間違えれば、メルのおじさんになるんだよ。お前ごときが。

遺伝子情報の改ざんという悪意を感じる。

誰の悪意なのか。
それはまったく分からないが。
しかし、悪意以外の何者でもないと思ってしまうぞ。

「どうした。魔王。ワシのギャグを聞いてくれる気になったか?」

ギャグだろ。
ギャグに過ぎないんだろ?
何でギャグに過ぎない話を聞くのに、こんなに勇気がいるんだ?

大体、俺様は勇気という言葉が大嫌いだ。

ちくしょう。
聞けばいいんだろ。分かったよ。
ああ。分かったよ。分かったさ。そのギャグとやらを聞いてやろうではないか。

「ふははは。分かった。聞こうではないか。話してみろ」

しまった。
思わず強気に聞くと言ってしまった。
これから先、この極寒の季候が更に厳しいものになると想像ができた。

もしかしたら俺様の超絶美形な氷像が出来てしまうかもな。

メルよ。
早く帰ってきてくれ。
そして、変なおじさんの暴走を止めてくれ。

南無阿弥陀仏。

南無阿弥陀仏。

「ほほほっ。ただのギャグじゃよ。そう構えんでもいいぞい。では話そうか」

「お、おう。大丈夫だ。大丈夫」

俺様は両手を合わせた。
まるで、藁にもすがり神仏にでも祈るように。
そして、自分に言い聞かせるように大丈夫を連呼し、力づけた。
魔王である俺様が神仏に祈ってしまったのは、後にも先にもこの時だけだった。

それだけ追い詰められていたのだ。

頼む。
寒いギャグは止めてくれ。
俺様はプライドを捨ててでも、死にたくないんじゃあと……。

*****

「ヘンナ。そんなに慌ててどこに行くんじゃ?」

ワシには娘がおった。
それは可愛い子で、名をヘンナと言った。
ま、ワシを見ればヘンナがどれだけ可愛い子だったか分かるじゃろう。

「メルの所」

「おお。ほうか。ほうか。メルちゃんの所に遊びに行くのかい。気いつけてな」

「うん。分かった。父ちゃん」

メルちゃんとは従姉妹じゃったが仲が良かった。
メルちゃんは知識や知恵を大事にする子で、ヘンナは経験を大事にしておった。
だからじゃろうな。

メルちゃんとヘンナの気が合ったのは。

そうじゃ。
お互いにないものを持った子達じゃったから仲が良かったのじゃ。
喧嘩もしたが、それは仲のいい二人じゃった。
しかしヘンナには秘密があった。

そう。ヘンナはワシ以外には言えぬ秘密があったのじゃ。

それは仲のいいメルちゃんですら言えない事。

いや、むしろ仲が良いからこそ、メルちゃんに告げられなかったのじゃろう。
何せメルちゃんは頭が良かったからヘンナの為に無茶をすると。
無茶をさせざるを得ないと思ったのじゃろう。
ヘンナはな。

それでも、ワシはそんなヘンナの笑顔が好きじゃった。

いつも自由奔放に笑い、そして、周りを巻き込んでいく笑顔がな。
もちろんメルちゃんも好きだったと思う。
いつも笑い合っていたからな。

ワシらは魔人と言えど笑顔は共通の言語だったのじゃろう。

ヘンナが笑えば、メルちゃんも笑った。
そして、そんな二人の笑顔を見て、ワシも自然と笑顔になったのじゃから。
たとえ魔人であろうとな。

さて、先にヘンナにはワシ以外には言えない秘密があると言ったのう。

それは何だと思う?
そして、今、ヘンナはどこにいると思う?
その答えが自ずと、そのワシ以外には言えない秘密へと繋がるのじゃ。

*****

……つうか、どこがギャグなんだよ。
ただの昔話じゃねえかよ。
意味分からん。

「変なおじさんよ。これのどこら辺がギャグなんだ?」

ま、寒くならなかったのはいいがな。

「ほほほっ。若者はせっかちで困る。このギャグはストーリーなんじゃよ」

ストーリー?
そんな形のギャグもあるのか?
いや、ギャグと言えば、畳み掛けるような笑いの連続だろうが?

「ほれ。剣が少しずつ鍛えられてるぞ。もう少しじゃ」

でも、ま。
ここで変なおじさんに文句を言ってへそを曲げられるのもなんだしな。
死斑剣も着々と鍛えられているようだし。

寒くもねえし。仕方がねえな。もう少し付き合ってやるか。

この変なおじさんの過去というギャグ(?)にな。

また変なおじさんが語り始めた。
俺様はこの後、衝撃の展開が待っているとは露ほどにも思わず。
実は俺様って魔王なのに涙もろかったんだなと思ってしまうような展開が。

「さて、では続けようかの」と変なおじさんが言った。

~ レポート十七、ギャグの始まり、了。

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非公開コメント

こんばんは♪

四草めぐるさま、こんばんは☆彡
いつも本当にありがとうございます!

変なおじさんのギャグを聞くとどうなってしまうのか、
はじめは私も魔王と一緒にハラハラしてしまいました☆

ですが、のびやかで朗らかなヘンナちゃんが登場して、
むしろ先の展開が気になるストーリーに(^-^*)

とはいえ、
魔王が自分を涙もろかったのだと思ってしまうような展開って…、
先が気になりつつも、読み進むのがちょっとドキドキ。。。

こうしている間にも、
死斑剣が着々と鍛えられていっていることは心強いです!

王道坊主。

|電柱|・ω・`)ノ ヤァ
風とケーナさん、変なおじさんのギャグにはあまり期待しないで下さいw
今、ホラーを準備している四草めぐるですw

多分、風とケーナさんの予想通りの結果になると思われます。

というかメルレポートは王道を書こうと思い書いてみた作品なのです。
なので予想通りの結果にはなると思います。
が、ちょっとだけ泣けるかなw

そそ。
今、エブリスタも始めました。
本当は角川の新サイトをやりたいんですが、エブリスタには賞が充実しています。

なので角川の新サイトができるまでエブリスタでも流そうかなとw

いや、小説家になろうで打ちひしがれたのですw
色々、頑張ったんですが……、思ったようにアクセスが伸びずに挫折したのですw
ま、エブリスタでも同じなんですがね。

そそ。
風とケーナさん、貴重なSOHO情報ありがとうございます。
そちらの方も試してみます!

では、では。

草々。

王道坊主、了。
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将来、月に移住したいと思う今日この頃。現実的には一歩、一歩、着実に。基本を大事に。

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