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E★エブリスタ

では、▼以下より、私の世界をお楽しみ下さい。
     

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【 寒い日が続きます 】

俺は昨日、出世して、役職があがった。
もちろん給料も上がった。
しかし……。

俺の財布の中は、相変わらず閑古鳥が鳴いていて、猛烈に寒い。

給料が上がったにも関わらずにだ。

もちろんギャンブルなどは一切、しないし、借金もない。
女に貢いでいるというわけでもない。
でも、猛烈に寒い。

俺の財布の中だけ、ブリザードが吹き荒れている。

「あなた、どうしたの?」

妻が、なにくわぬ顔で、しゃべりかけてくる。
憎たらしい顔が余計に腹が立つ。

「なんでだよ?」

「何?」

「せっかく出世して給料が上がったのに、なんでだよ?」

「何の話よ。おめでとうって言ったじゃない」

「妻よ。俺は出世なんかの話よりも、すなわち、お小遣いの値上げを要求する」

くわっ。

寒い日が続きます、了。

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【 世界で一番好き 】

「愛してるよ。菜穂(なほ)」

「うん。私も愛してる。世界で一番、好きだよ。拓巳(たくみ)」

「フフフッ。はい。これ。プレゼント。菜穂が気に入ってくれると嬉しいけど」

「指輪!」

「うん。そんなに高いものじゃないけどね」

「ありがとう。拓巳。嬉しい!」

「そう。菜穂が喜んでくれて、俺も嬉しいよ。フフフッ」

クリスマス。
年に一度の大イベントに、恋人達は心を踊らせる。
そして、拓巳と菜穂というカップルも例に漏れず、クリスマスを楽しんでいた。

「ねえ。拓巳?」

「…――プレゼントはいらないよ。俺はお前さえいれば、他には何もいらないから」

「うん。分かった。私も一番、拓巳が好き。でもね……」

「だから、何だよ。菜穂?」

「ごめんね。拓巳」

「何を謝っているんだよ。俺が一番、好きなんだろ?」

「うん。拓巳が世界で一番よ。……でもね。私、四十番目に好きな人までいるの」

「へ?」

「ごめんね。拓巳。一番に好きなのは拓巳よ。でも二番目も三番目もいるの」

「一番って、まさか、二番以降がいる一番なの?」

「うん。そうだよ。今日はクリスマス。拓巳からは指輪をもらったし、次に行くわ」

「マジかよ……」

クリスマスの寒風が、拓巳を撫でる。
そこには、すでに彼女の姿はなく、独り立ち尽くす拓巳は余計に寒さが身に染みた。
その寒さに彼は、身震いをして、大きなくしゃみをした。

「ちくしょう。二番目のヤツが噂をしているな」

くわっ。

世界で一番好き、了。

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【 御守り 】

「ふう。疲れたな。一休みするか」

僕は今年、医大への現役合格を目指し、受験勉強に励んでいる。
家族は、兄弟を始め、そんな僕を応援してくれている。
僕も、その心遣いに応えるつもりだ。

「兄ちゃん」

「うん? なんだ? 弟よ」

「昨日、神社に行って来て、兄ちゃんの御守りを買ってきたよ」

おお。
医大、現役合格を祈願してきてくれたのか。
僕は弟から御守りを受け取る。

「……」

「兄ちゃん。受験、頑張ってね」

「弟よ。これって……」

「?」

僕は弟から受け取った御守りを握りしめて、言葉を絞る。

「弟よ。これって交通安全の御守りだし」

「うん」

うんじゃねえよ。
普通、学業成就の御守りじゃないの。
て、ドアの影から、こっちを覗いているのは、母さんじゃないか!?

「うふっ。御守り。安産祈願は、任せておいてね」

だから、学業成就だって……。

御守り、了。

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【 愛羅武、魔王、~ 其の二十二、モブ 】

「姫様、ご無事でしょうか?」

レータインが、戦闘を終え、私を気づかい声をかけてくれる。
いや、その気持ちは、とてもありがたい。
とても、ありがたいが……。

全ては、あんたがスライムにも勝てないレベルだったのが、問題の始まりなのよ。

あ。
あと、そのサーベルだけの変態ちっくな、その恰好をどうにかしてよ。
フリチンで、乙女の前に出るな。

分かってるのかな?

それから、あんた、自分が弱いの自覚している?
私達は、そこを突かれ親切なフリをした靴屋に騙されて借金を背負わされたのよ。
そこら辺り、どうよ?

「三億の借金をどう考えてるの。レータイン?」

「三億くらいすぐに稼げますゆえに」

三億をくらいと言っちゃったよ。
でも、今、スライムを一匹倒して、たった三ゴールドぽっちなのよ?
三億は、三ゴールドかけるいくつだと思ってるんだわさ?
簡単な計算よ。
算数。

しかも、スライムが強敵ときたもんだ。

そこん所、どうよ?

「ちなみに前回、魔王轟を倒した時点で、百億ゴールド以上の所持がありました」

自信満々に言い放つレータイン。

でも豪遊して、全て放蕩してしまったんでしょ。
しかもスライムすら倒せないしね。
使えねえな。おい。

いや。
それに、それは魔王を倒すまで、タンク・ソウルを極め尽した時点での話でしょ。
今回、タンク・ソウル2を、そこまで極めるつもりはないわよ。
私は一刻も早く、この世界から解放されたいの。
そこん所、分かってる?

大体、愛羅武、魔王ってお話なのに、魔王が出てこないのも問題があると思わない?

私が制作サイドの苦悩を代弁した。
すると靴屋が、タバコの火だねを指で切り、消しつつ口をはさむ。
お前はしゃべるなッ。

「ククッ。最近、異世界トリップが流行っていましてね。儲けさせてもらってます」

あくどい。
私達以外にも、こんなにあくどい方法で稼いでいるのか。
こいつは、越後屋と結託する悪徳代官か。

いや、むしろ商売人だから、越後屋の方がしっくりくるのかもしれない。

「何とでも仰って下さい。こちらは商売ですからね。クククッ」

やっぱり、コイツ、越後屋だ。
このまま靴屋を連れて、冒険を続ければ、自己破産一直線だね。
多分、何かと課金してきて、いつの間にかケツの毛まで、むしり抜かれるだろう。
って、私は乙女だからケツの毛はないけどね。
テヘペロ。

今まで、ゲームの類は全てパスしてきて、ここで初めて課金の怖さを知った。

とりあえず……。
この親切そうな羊の皮を被った悪魔と別れねば、問題は解決しないわ。
私は、どうしようか思案しているとレータインが言った。

「靴屋。お前と一緒に冒険は出来ない」

多分、レータインのヤツ、借金の事を考えて言ったわけじゃないわね。
ヤツは、単純に私と二人っきりになりたいだけだろう。
それも嫌だけど、仕方がない。
ここは賛成だ。

「ま、借りパクをされなければ、私は一緒に冒険する意味がないですがね」

そそ。
靴屋の懸念は借りパク。
念書を書いたとしても、この世界では通用しなさそうだし……。

「僕は勇者だ。勇者が借りパクなんてしない」

「フッ。みんな、そう言いますよ」

靴屋。
大体、あんた、いまだに名前がないくせに生意気なのよ。
ただのモブじゃないの?

いや、でも、ただのモブじゃないかもね。……だって、格好いいし。

「ま、でもわたくしにも予定があります。ここでお別れですね。すぐに会えますが」

おっ。
何と靴屋の方から別れてくれると言いだした。
課金をしなくて済む。

「では、今、スライムを倒し、稼いだ三ゴールドは頂いておきます」

これで靴の料金は、きっちり回収したってわけね。
ここで私らに逃げられても、靴の料金も回収済みだから、損はないわけね。
抜け目がない。

ちくしょう、やっぱり、あくどい商売人だ。

「では、また後日。きちんと借金を返して下さいよ。利子はトイチですから」

トイチか。
いくら課金されないといっても、それだけで破産じゃんよ。
命は、お金で買えないといっても、破産したら自殺しか道はないじゃん。
そう告げると靴屋は、目の前から去っていった。
もう二度と来るな。馬鹿ッ!

「……姫様、これで、やっと邪魔者がいなくなりましたね」

何よ。
その意味深な台詞。
やっぱり、さっきの靴屋と一緒に冒険できないとは、この事を言っていたんだ。
レータイン、あんたの目つきエロいし、キモイ。

「さ。まずは初めての戦闘での勝利を祝して、熱き抱擁を」

死ね。
やっぱり、あんたが考える事は、ろくでもない。
それより今は、靴屋に背負わされた借金をどうにかしないと、本当に自殺だよ?
いや、それより、もっと性急に考える必要性のある事があった。

望んではいたが、いざ別れてしまうと、こちらを考えなくてはならなかった。

そう。
勇者レータインは、スライムにも負ける弱者なのだ。
そして、靴屋は私達の元を去った。

つまり、この先、また魔物が現われても、生き残る手段がないのだ。

「……どうするつもりよ?」

「はあ?」

「はあ? じゃないわよ。次に魔物が現われたらどうするつもりって聞いてるの」

「もちろん僕が姫様をがっちり護り抜きます」

「怪しいわね。今日の今で、あんたのレベルが上がるっていうの?」

「姫様。安心して下さい。大丈夫でございます。勇者レータインのこの名にかけて」

「どうだか。期待しないでおくわ」

それ以上は彼と議論しても進展はないような気がしたので、会話を終わらせた。
そのあと変態野郎レータインが抱きついてきたのは言うまでもない。
もちろん鉄拳制裁をしたが。

やれやれ。
一つ、事が片付くと、また新たな問題が、浮かび上がってくる。
ま、でも、それが真理なんだろうなと思った。

「姫様。僕に祝福を」

「うるさい。変態。千回、死ねッ!」

~ 其の二十二、モブ、了。

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【 悪魔ちゃんと天使くん、~ その五十五、無の国の王 】

「ここは、どこだ?」

…――彼らは時空の道管を抜けた。

次の国に到着したのだ。
彼らは、夜の国の次に知の国に向かっていた。
しかし、無の国の王に、行き先を変えられ、無の国に到着した。

無の国。

そこは真っ暗闇だった。
光さえ、存在を許されず、サドクの目の前にいるはずの涅槃の姿さえ確認出来ない。
まるで墨を落としたような深淵なる空間。

「何も見えないわ」

涅槃が暗闇に不安を覚え、サドクに助けを求める。
しかし、彼に助けを求めた所で、彼にも、何も打つ手がない。
それでも彼は何とかしようと試みる。
彼女の手を握ったのだ。
力強く。

「本当に、ここは知の国なのか。何にもねえぜ。まるで無の国だな」

彼女の手を強く握る。
いくら暗闇の中だろうと、自分はここにいるのだと彼女を必死で勇気づけたのだ。
涅槃の細い手は、不安で、微かに震えていた。

いくら彼女が希有な才能を持っていた才女だろうと暗闇は怖かったのだ。

何も見えない暗闇は、彼女の心を深い闇へと誘っていた。
サドクは、男である自分が何とかするしかないと、そう思っていた。
また強く、彼女の手を握る。

「サドク?」

「なんだ。涅槃」

「ここは、本当に知の国なの?」

声が不安げに聞く。
その答えすら、今のサドクの中にはなく、そして、答える事も出来なかった。
この闇の正体が、一体、何なのか、分からないのは彼も一緒だった。
闇の正体が、無の国だという事に気づかなかったのだ。

「ロキを倒したのは二人の力であったな」

不意に言葉が届く。
その声は、とても優美で、かつ荘厳なるトーンの声だった。
声の主は無の国の王、鈴音の声だった。

…――鈴音。

彼女は、夜の国で涅槃と友達になった、あの鈴音だった。
そう。彼女はサドクら二人が、次に知の国に向かう所を強制的に変えた張本人。
サドクらは彼女に召喚されていたのだ。

無の国とは、何の存在も許さない、その名の通り、まったく無の世界。

無の国では光さえ、その存在を許されていない。
ゆえに一寸先も見えない暗闇であり、他には何もない世界なのだ。
今、無の国で、存在を許されているのは、鈴音、それにサドクと涅槃だけなのだ。

「主らの相手は余直々に、一人ずつ、いたそう。まずは涅槃じゃ」

鈴音が言葉を続ける。
夜の国の王、ロキは、サドクと涅槃の二人の力により、不敗伝説を終わらせた。
つまり、二人の力を合せて、ロキの不敗を破ったのだ。
鈴音は、その事実を痛いほど理解していた。

ゆえに万全を期す為に、サドクと涅槃を離ればなれにする事としたのだ。

そして鈴音は期待をしていた。
不敗伝説を破った二人を分散させれば、一体、どんな科学反応を起こすのかをだ。
しかし、その画策に逆らうかのように涅槃はサドクの手を握る。
強く、自分たちは、決して離れないと。

「残念じゃな」

鈴音が、そんな、お互いを信じている二人をあざ笑うかのように言葉を紡ぐ。
涅槃が不安をかき消すかのよう、より一層、握る手に力を入れる。
しかし、握りかえされない。
不安が膨らむ。

「サドク、どうしたの? そこにいるの?」

そして、サドクの豪快な声も聞こえなくなり不安が煽られる涅槃。
しかし、すでに、そこには、彼はいなかった。
そこにいたのは……。

「涅槃よ。余じゃ。鈴音じゃ」

「えっ!?」

涅槃がサドクだと思い、握っていた手は、いつの間にか鈴音のそれに換わっていた。
真っ暗闇から聞こえてきた声もサドクの声ではなかった。
鈴音という少女に換わっていた。

鈴音?

涅槃は、不意に聞こえてきた声の主が鈴音と名乗ったのを聞き、フッと思い出す。
夜の国で、ディーラーの天使とギャンブルをした時の……。
あの時、一緒にいた子は、鈴音だったと。

「……鈴音?」

いぶかしげに涅槃が答える。

「そうじゃ。余は無の国の王、鈴音じゃ」

対して鈴音は、自信満々に答える。

「無の国?」

出し抜けに無の国と言われ、また涅槃の不安は大きくなる。
そう言えば、サドクも、さっき、ここを形容した時にまるで無の国だと言っていた。
やっぱり、無の国に来たの?
と思った。

そう思うとどんどんと不安は大きくなった。
あの不敗伝説を持っていたロキと生死を賭してギャンブルをした時のように。
動悸が激しくなる。

「夜の国の次に来たのは、知の国ではない。余が治める無の国じゃ」

何を言っているの?
サドクと私が、次に目指した国は、知の国だったはず……。
涅槃には、今の現状が理解できず苦しんだ。

「余が行き先を変えたのじゃ」

まるで、涅槃の心が読めるように鈴音が答える。
そして、唐突に鈴音の周りが、火をともすように柔らかい光を放つ。
鈴音の姿が漆黒の闇に浮かび上がる。

髪を右側で、お団子にして、左側に流している少女。

その瞳は、どこか憂いを帯び、妖艶なる魅惑を持つ女の子。
背格好は、涅槃より、少し小ぶりで可愛い。
髪の色は艶やかな黒。

まるで妖精のような少女だった。

やはり、彼女は夜の国で友達になった、あの鈴音であった。

「鈴音? 夜の国で友達になった鈴音なの?」

「そうじゃ。余は無の国、すなわち六道の監獄の管理を任された王、鈴音じゃ」

六道の監獄。
ここは六道の監獄なのか。
涅槃は、この何もない空間の意味を少しだけ理解したような気になった。
監獄であれば、この押しつぶされるような闇も事解できると。
闇は、すなわち咎人を後悔させる鎖なのだと。

「さて、」

鈴音が、さも面白い縁だと微笑む。
その冷たい笑みを見て、涅槃の中で、言い知れぬ恐怖が膨らんだ。
夜の国で、ディーラーの天使とギャンブルをした時の彼女ではないと思ったのだ。
友達になった鈴音とは、似ても似つかぬものだと。

いや……。
あの時、涅槃が感じたオーラが、自分に牙をむいたのだ。
鈴音がまとう、あのオーラ。

真の恐怖の対象である、どう猛な生物が。

涅槃は背筋に冷たいものを感じ、この先、自分がどうなるのか予想もできなかった。
鈴音という少女を敵に回すと、こんなにもやっかいなものかと。
そう思っていた。

~ その五十五、無の国の王、了。

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【 登場人物 】

…――容姿端麗でいて、才色兼備。

つまり、勉強もできれば、スポーツ万能な女の子。
もちろん料理を作らせれば、食通さえも唸らせるほどの美味しい食事を作る。
それが僕の彼女。

歌だって上手いし、ダンスだって、プロも舌を巻くほど。
論文を書かせれば学会で取り上げられ、今度、ノーベル賞を獲るらしい。
それが僕の彼女。

そんな彼女の性格はと聞かれれば……。
他人に流される事がなく、自分をきちっと持っている人間。
集団では、常にリーダー。

そして、優しい。

僕の誕生日は、きちんと覚えているし、プレゼントだって趣味がいいものをくれる。
子供が好きで、周りには、いつも子供達が集まっている。
きっといい奥さんになるだろう。

と、まるで、欠点がないように思える僕の彼女。

しかし。
一つだけ、彼女には、大きな欠点があった。
そう。彼女の趣味は殺人。

殺人鬼なのだ……。

くわっ。

登場人物、了。

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【 運命 】

私は今、夢の世界にいる。
今日、やっと運命の人と道で出会い頭にぶつかって、ここに来たのだ。
心臓がドキドキと止まる事を知らず、高鳴っている。

…――これは、やっぱり運命なのだろうか。

「大丈夫か?」

えっ?

「大変だ。この子、息をしてないぞ」

何の話?
私は、運命の人とぶつかって、夢の世界にいるのよ。
本当に何の話よ。邪魔はしないで。

「救急車ッ!」

何なのよ。
この無粋な人たちは。

「誰か。早く。トラックに轢かれて血まみれだ。救急車ッ!」

えっ。
ちぃぃぃぃん。

運命、了。

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四草めぐる

Author:四草めぐる
将来、月に移住したいと思う今日この頃。現実的には一歩、一歩、着実に。基本を大事に。

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